AirPAY審査のポイント
再審査に出せる / 出せないパターンがある
NG業種ではそもそもAirPAYは利用できない
再審査NGの場合は、審査基準の異なるSquareがおすすめ
\初期費用0円キャンペーン中/
月額固定費0円・最短3日で審査完了
AirPAYの審査は厳しい?
『AirPAYの審査は厳しい!』という声は多いです。
唐突ですがAirPAY落ちました!(本当に唐突) 日本勢は審査厳しいデスネ~。
— 長門みらい@なつやすみ? (@MiraiNagato) November 21, 2018
残念ながら、AirPAYは審査落ちしてしまっても、審査落ちの理由は開示されません。

全部ブラックボックスなのか。。。動きにくいな。。

AirPAYの審査落ちにはパターンがあり、今回紹介するいずれかのパターン該当することが多いです。
パターンごとに適切に対処すれば、問題なくキャッシュレス導入が可能です。落ち着いて取るべき対処を一緒に検討していきましょう。
【これから申し込む方向け】事前にできる審査落ち対策
事前にできる審査落ち対策
①店舗ホームページを作成する
②月額料金、回数券は都度支払いにする
③メールが常に受信できる環境にする
①店舗ホームページを作成する
店舗のホームページを準備することで、審査に通しやすくなります。
詳しくはAirPAYの導入方法にて解説していますが、AirPAYでは店舗ホームページが無い場合、追加書類を提出しなければいけません。
具体的には実際に店舗が実在するのか確認するため、店舗外観画像やテナントの賃貸契約書の提出が必要なケースが多いです。
そのため、『店舗の外観』『住所』『連絡先』『提供メニュー』等々、実店舗の存在がわかるホームページを作成しておくことで、審査が通りやすくなります。

審査が通りやすいだけでなく、申し込み時の必要書類もかなり少なくなります。
ココナラ等のサービスを使えば最安2万円ほどから作成可能なので、ぜひ検討してみてください。
②月額料金、回数券は都度払いにする
月額の継続課金サービスや回数券等の商品を提供している方は、課金タイミングを都度払いに変更することで、審査が通りやすくなります。
このような事前決済を伴うサービスでは、チャージバック等のトラブルが発生しやすく、審査が通りにくくなっています。
詳しくは後述しますが、このような課金体系のサービスを提供している方は、都度決済にメニュー変更することで審査が通りやすくなる可能性があります。
③メールが常に受信できる環境にする
AirPAYでは申し込み時の不備連絡に1ヶ月以上応答が無いと、自動的に申し込み自体がキャンセルされます。
不備があった場合、AirPAYからは『メール』で連絡が来ますが、電話での連絡は一切ありません。
そのため不備連絡メールが受信、確認できる状態にしておきましょう。
①常に確認ができるメールアドレスで登録する
②『@airpayment.jp』『@support.airpayment.jp』『@mp.airregi.jp』からのメールを受信できる設定にしておく
よくある審査落ちパターンと対処法
【パターン①】申し込み情報に不備がある

申し込み情報に不備があった場合、メールにて連絡がきます。
不備があるとAirPAYからメールが届くので、メールの指示に従い手続きを行いましょう。審査が再開されます。

不備連絡どころか、AirPAYから一切連絡なし。。どういうこと?
このような場合は、うまくメールが受信できていない可能性があります。

AirPAYでは申し込み時点で、全員に『初期登録完了メール』が配信されます。
このメールが受信できていなければ、AirPAYからメールを受信できていない可能性が高いです。
そもそも初期の自動メールも届いていない場合は、以下の手順で状況を確認しましょう。
初期登録完了メールが届いていない場合
登録時に入力したアドレスに誤りがないか
迷惑フォルダーに振り分けられていないか
AirPAYアドレスの受信設定ができているか
これらを確認し、必要であれば再度正しいメールアドレスにて登録しましょう。
既に申し込みが自動キャンセルになっていた場合でも、再度指示に従い申し込み情報を修正することで、十分審査に通る可能性があるので、慎重に登録しましょう。
【パターン②】運営拠点の実在確認が取れない

審査書類から店舗の営業実態が確認できなかった場合、審査に落ちるケースがあります。
このような場合も、『店舗住所の賃貸借契約書』や『実店舗の外観画像』等を、AirPAYからメールにて提出するよう求められるので、指示に従って書類提出を行いましょう。

指定された書面が準備できない場合でも、お店のホームページがあるとそれで代替できる可能性もあるので、サイトの事前準備はおすすめです。
店舗の実在確認のための提出書類は『AirPAYの申し込み方法』にて解説しています。
【パターン③】NG業種に該当している

AirPAYでは申し込みNGな業種が指定されていますが
①修正で申込みができる業種
②業界全体が申し込みNGな業種
の2パターンがあります。
AirPAYのNG業種
①【再審査可能】一部の特定継続的役務提供事業者
②【再審査可能】一部の事前課金サービスの提供事業者
③【再審査NG】特定NG業種(アダルト系、ギャンブル系、詐欺系)
以下に挙げる、『特定NG業種』の場合は、サービス内容を改訂しても、AirPAYの利用は難しいです。
AirPAY利用NG業種一覧
カテゴリ | 具体業種 |
---|---|
アダルト系 | ・性風俗店 ・アダルトコンテンツ販売 |
ギャンブル系 | ・カジノ ・海外宝くじ ・馬券予想等 |
換金性の高い商材系 | ・商品券、チケットショップ ・宝石、貴金属 |
根拠の乏しい系 | ・情報商材 ・スピリチュアル商材 ・カウンセリング ・占い ・自己啓発系 ・睡眠セラピー等 |
結婚ビジネス系 | ・結婚相談所 ・結婚相談カフェ等 |
一部の出張サービス事業者 | ・興信所、探偵 ・便利屋、遺品整理 |
toB系 | ・税務、会計、司法系サービス ・コンサルティング ・仲介含む分譲住宅 ・人材派遣 ・仲介、委託業(不動産仲介除く) |
その他 | ・アートメイク、タトゥー ・永代供養、祈祷、お布施等 ・国内未承認の医薬品、医療機器販売 ・政治団体が提供するもの ・銃器、武器等の危険物の販売 ・法律に抵触する可能性のある事業 |
③特定NG業種に該当した場合は、『AirPAYに落ちてしまった場合』まで読み飛ばしてください。
ここからは①、②の、『NG業界ではないが、提供サービスの性質によって審査落ちしてしまう』パターンの原因と対処法を解説します。
①特定継続的役務提供事業者とは?

単語がややこしいですが、要は『継続的に、高額な料金が発生するサービス』のことを『特定継続的役務提供』と呼びます。
実はこの特定継続的役務提供ですが、以下のように対象となる業種、期間、金額が指定されており、『全て』満たすと対象事業者となります。
特定継続的役務提供の要件
業種 | 期間 | 金額(※税込、支払総額) |
---|---|---|
いわゆるエステティック | 1ヶ月を超えるもの | 5万円を超えるもの |
いわゆる美容医療 | ||
いわゆる語学教室 | 2ヶ月を超えるもの | |
いわゆる家庭教師 | ||
いわゆる学習塾 | ||
いわゆるパソコン教室 | ||
いわゆる結婚相手紹介サービス |
上記の3条件を全て満たす場合は、そもそもAirPAYの申し込みができません。
少しわかりにくいので、マッサージ券を販売しているエステ店を事例に解説します。
A店 | B店 | C店 | |
---|---|---|---|
チケット単価 | 10万円 | 5千円 | 5千円 |
販売時のセット枚数 | 1枚 | 6枚 | 12枚 |
総支払額 | 10万円 | 3万円 | 6万円 |
有効期限 | 1ヶ月 | 2年 | 2年 |
特定継続的役務提供 | 対象外 | 対象外 | 該当 |
備考 | 期間が1ヶ月以下のため | 総支払額が5万円以下のため | 総支払額、期間ともに条件を満たす |
このように、『期間』『総支払額』のいずれかの条件を満たさなければ、特定継続的役務提供を回避できます。
そして、上記業種でAirPAYを利用したい場合、①『特定継続的役務提供』に該当せず、かつ②以下の条件を満たせば、申し込みが可能です。
その他条件
サービスの提供期間が1年以内であること
中途解約ができるようになっていること
キャンセル時に、サービス金額全額の取消処理が行われること
該当業種にて申し込まれる方は、上記の条件を満たさないようなサービス設計に変更し、かつそれらが店舗のホームページや資料からわかるようにすることで、審査に通しやすくなります。

既にサービスが確立してしまっていて改訂が難しい場合は、『AirPAYに落ちてしまった場合』に飛んでください。
②事前決済を伴うサービスを提供している場合
支払いから商品の納品までの期間が1年を超える事業者は、AirPAYを利用できません。
こちらも該当事業者の方は、期間が1年以内となるようなサービス設計、資料でのアピールが必要となります。
【パターン④】過去にリクルートとのトラブルがあった

AirPAYの提供元であるリクルートと過去にトラブルがあると、審査に通らない可能性があります。
リクルートの主要サービス
ホットペッパー系列
リクナビ系列
タウンワーク
ただ当然、トラブルの記録はリクルートにしかないので、Square等の他社決済サービスではすんなりと審査が通る可能性があるので、他社で再トライされるのがおすすめです。
【パターン⑤】信用情報が傷ついている

・過去に顧客の返金対応で決済会社とトラブルになった
・過去に個人名義のクレジットカードで滞納が発生した
・過去、代表名義の携帯料金で滞納が発生した
このようなケースでは、法人(個人)の信用情報が傷ついていて、AirPAYの審査に影響している可能性があります。
金融系の信用情報は『CIC』や『JICC』など、共通のデータをさまざまな会社が共通しています。
そのため、過去に金融事故があると、AirPAYも共通のデータを参照するので、審査に影響を与える可能性があります。
心当たりがある方は、米国資本のため国内の決済会社とは審査フローの異なる『Square』で再度チャレンジされてみるのがおすすめです。
【パターン⑥】反社チェックに該当した

申し込み予定の法人もしくは個人と、反社会勢力に関連があった場合、審査に落ちることがあります。
どの決済会社でも基本的に反社会性力と関連が認められた法人・個人とは契約を締結しないので、申し込みは難しいです。
AirPAYに落ちてしまった場合
独自審査のSquareがおすすめ

Squareの特徴
米国資本のため国内サービスと審査体系が異なる
他社NGでもSquareでは通るケースが多い
審査が早く最短即日で確認可能
AirPAYで審査NGだった場合は、Squareで再チャレンジ再チャレンジしてみるのがおすすめです。
SquareはX(旧Twitter)の創業者であるジャックドーシーが作った、米国資本の企業です。
そのため審査フローも海外基準となっており、国内でNGでも通るケースがあります。

以下のように、AirPAYでは審査が通らなかったけど、Squareなら通ったというケースは案外多いです。
【報告】
— こつぶ@薬局事業承継4年目 (@cotsubu19) June 4, 2019
当社でついにクレジットカード決済が導入されました♪
POSレジと一元管理したかったからエアレジを使っていたのに、エアペイ審査に2度落ちたのでSquareのカードリーダーを採用✳
手のひらサイズで外出先でも決済できる
早くFeliCa決済対応しないかなー♪((‹( 'ω' )›))♪ pic.twitter.com/rj87EqlGWu
SquareもAirPAY同様月額0円で、決済手数料もAirPAYとほぼ変わりません。
サブスクのような月額課金向けの引き落としメニューも提供されているので、AirPAYで審査落ちした場合は一度Squareも検討してみましょう。
コメント